人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

台風の話(3)~第2室戸台風~

第2室戸台風 - Wikipedia

1961年、高知県室戸岬に上陸し、四国東部を通過し、大阪湾に再上陸し、大阪市内に高潮の大きな被害を残し、京都へ抜けた台風です。

1959年の伊勢湾台風の教訓があり、高潮での死者が出なかったとのことです。

 

当時、香川県大川郡引田町(現在の東かがわ市)に住んでいました。

雨戸は板切れで固定していたが、10時間続く暴風雨。

雨戸をたたきつける雨風の音が恐怖をあおりました。

もちろん停電。(ただ、トランジスタラジオがあり、台風の移動だけは分かりました。)

雨戸の無かった玄関には、床板をはがして、父と母が内側からくぎ付けをしました。

 

台風の床下浸水が、それまで何度もあったので、父と母は家揚げをしていました。

家曳き・家揚げ – 株式会社岩崎組 (iwasakigumi.jp)

建物自体をジャッキで持ち上げ、土台を高くしていたのです。

「よく家揚げをしたものだ。そうしていなければ、床上浸水をしたぞ。」と父が言っていました。

 

台風が終わって外に出ると、近くの稲田は全て冠水していました。

 

幸い、満潮時刻が台風通過より少し遅く、高潮の危険を避けるべく、大事を取って、その夜は、山側にある伯母の家に避難しました。

 

家揚げをしていて、床下浸水で済んだ我が家。

役場から配られた石灰を床下に撒くことから、台風の後始末が始まりました。

 

風が吹き上げた南側の瓦屋根の瓦は吹き飛んでいました。

割れた瓦の上に石を置いていた記憶があります。

職人さんが来てくれるまで(1ヶ月以上待ったと思います)、雨のたび雨漏りがしていました。

 

先日の台風14号に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

それにしても、最近の台風のコース、変わって来たように思います。

台風が近づけば、くれぐれも油断されませんように。

ヤブラン