故郷に住むときの最大のメリットは、日当たりがいいという事です。
息子は、「がん再発の予防になる。」と言って、日光浴をしています。
しかし、今住んでいる地域は、冬など、朝9時過ぎに、日が陰り、家の中に日が差さなくなる午後(家の向きが南南東です。)、晴れることが多いのです。
私も、骨密度が低いと言われています。
私の故郷は、香川県。
戦前は塩田がたくさんあった地域です。
2つ目は、今、住んでいるところは、団地。
野菜を作りたくても、周りの土地は、共同所有。
野菜を作ろうと思えば、小さな峠をこえたところの貸農園まで、行かなければいけません。
そこまで、通うには、皆さん、車かバイクで通っておられます。
此方に住むメリットは、車が無くても、生活できること。
息子は、大阪に戻って来て、車を捨てました。
郊外で、車があれば、便利ですが、若い頃は自転車で事足りましたし、今は、バスを利用すれば十分です。
日用品や食料品の購入ですが、団地内に小さなスーパーがあり、買い忘れの品は、そこで購入します。あと、駅前まで、バスで出ると、欲しいものは、一通り購入できます。
故郷では、現在、地名は市ですが、旧町内に1軒スーパーがあるだけです。
日常必要なものは、そろいますが、特別なものは、高松市か徳島市まで行かないと買えませんでした。
それと、隣近所の方とお付き合い。
此方は、個人的に親しい方以外、挨拶くらいですみます。
しかし、故郷には、隣近所の中に10軒~15軒のグループがあり、近くの神社のときなど、出し物出る方々(我が家があったところは獅子でした。)に炊き出しをする習慣がありました。
母は、この集まりに出ていましたが、私は、無理でしょう。
冷静に考えて、故郷の家は、解体処分にしました。
更地にしたところ、幸い、隣の畑の持ち主が、その土地を購入してくれました。
更地にしても、人口の減っている地域、空き地がたくさんある地域で、もし、買い手がいなければ、草抜きに通わなければならなかったことでしょう。
ヒメジョン