昨日は、でんぷんの話をさせていただきました。
今日は、糖質の中で、私たちの生活でよく使われている砂糖の話をしたい、と思います。
砂糖は、煮物や和え物、照り焼きに使われ、さらにスィーツによく使われます。
本当に料理やお菓子類をおいしくしてくれます。
身体の中に入ると、口、食道、胃を通り越して、小腸でサッカーラーゼという酵素で分解されて、ぶどう糖(グルコース)と果糖(フルクトース)に分かれます。
ぶどう糖は、でんぷんから分解されたぶどう糖と一緒になり、小腸で吸収され、血液中に入ります。(血糖)
一方、果糖は、肝臓に運ばれ、一部分解され、ぶどう糖が分解される経路に入り、エネルギーとなり、身体の中で利用されます。
しかし、身体に入った果糖の量が多いと、肝臓で中性脂肪に変えられます。
そして、果糖の摂り過ぎは、血液中の中性脂肪を増やし、肥満につながります。
果糖が多く含まれる食べ物は、果物です。
明日は、果物について、お話ししたいと思います。(続く)
ディプラデニア