普通スーパーで買い物をするとき、醤油を買う時と、魚肉練り製品を買うのに使う金額は、あまり変わらないのではないかと思う。
詳しく、統計を取ったわけではないから、正確な数値ではないが。
食品会社の決算短信を見たり、Yahooファイナンスを見ると、(2022年3月期第2四半期ではあるが)キッコーマン醤油は296億5100万円の税引き前利益を上げている。
年間予想税引き前利益は512億円である。
紀文の2022年3月期第2四半期の利益は、経常利益(ほぼ、税引き前利益)は0円である。
会社の1年間の利益のほとんどは、お正月前後のお節料理の売り上げと高価なかまぼこなどの売り上げによるもので、1億円~5億円である。
今日、リンク先の「あるとの株式投資メモ」にも書いたデリカフーズホールディングス(カネテツデリカフーズ)も、利益構造は、紀文と、ほとんど差はない。
スーパーで買い物をしているときには、全く気が付かなかったことだが、あらためて考えてみた。
キッコーマン醤油も、日本国内の売り上げは、前年を下回っているとのこと。
現在の日本は、かつての高度成長期と違って、人口は減って行っているので、日本国内だけを市場と考えると、会社は、じり貧になって行くという事だろう。