人生は80から

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キッコーマン醤油の株価が利益よりはるかに高い理由

母は、元気なころ、私の住む家に来たことは、ほとんどなかった。

ただ一度来たことがある。

子供たちが小学校低学年のころだったと思う。

 

その頃、私は節約をして、家で使う醤油は、当時のダイエーのプライベイトブランド、キャプテンクックを使っていた。

 

母は言った。「この醤油は、塩水に色が付いたようなもの。こんな商品を使っていたら、子供たちが、味音痴になってしまう。上等なものを使え、とは言わないけれど、せめて、普通の市販品を使いなさい。」

当時の私は、醤油の「うまみ」を分かっていなかったのだ。

 

わたしは、それから、キッコーマン濃口醤油を使っていた。

 

株式に興味を持ち始めて、決算短信を読みだした。

内容が分かりやすいのは、食料品の会社である。

最近、キッコーマン醤油の決算短信を読んだ。

spring211.hateblo.jp

PERは50.06倍(PERとは、株価÷1株当たりの当期純利益)で驚くほど高い。

2022年1月7日の食品会社の平均PERは18.70倍である。

 

定性的説明を読むと、国内販売は、昨年度をわずかに下がっている。

売り上げは、海外で伸びている。

 

考えてみれば、醤油が使われるのは、和食を食べるとき。

日本人は、世界各地に住んでいる。

政府関係者、商社マン、研究者、留学生、そして、その家族。

和食の店もあるだろうし、各地のスーパーで醤油も売っていることだろう。

外国人の中にも、和食を食べる人はいるだろう。

生産は、外国の、どこかの工場でして、世界各地で販売しているのだろう。

世界中で、キッコーマンが独占販売しているのだから、利益も大きく、PERも高くなって、当然だろう。

改めて、日本は、国内だけでなく、世界の中の一部であると思った。

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