昨日は喘息検診であった。
最初、発症したのは母が亡くなった年、
私は、ストレスがかかると、精神的に落ち込まず、体に異常が起きるようである。
我が家は、丘の上に建つ団地の頂上付近に家がある。
駅前に出るバス停から、500mほど、緩やかな坂道を登ったところに住んでいる。
この何でもない坂道を一息に上れなくなった。
途中で数分休むようになった。
そして、地域の拠点病院に行って、喘息と診断された。
「すぐに、入院してください。」
「しかし、仕事を休むわけにはいきません。」
「喘息の死者は、全体の死因の5番目。仕事を大切にに思う人は、そうすればいいですが、このまま、治療をしないと、あなたは死にますよ。」
と、担当医に言われた。
10日ほど入院し、それから、副腎皮質ホルモンの吸入薬と友達となった。
使う薬もフルチカゾンという福神皮質ホルモンの強いものから、現在は一番弱いオルベスコになっている。
それでも、吸入薬を辞めると、夜中とか、朝方小さい発作を起こす。
幸い、気管支拡張剤(メプチン)を使用すると、30分くらいで収まる。
アレルゲンは、埃でも犬や猫の毛やダニではなく、菜種油に含まれる微量成分もその一つという事はわかっている。
だから、キャノーラ油を使っているドレッシングやマヨネーズは食べられない。
糖質を摂りすぎると、発作が起きやすくなる。
「あなたのように、最後の吸入薬が抜けない人多いのですよ。」
今の主治医は、そのように言われる。
幸い、食事に注意して、上手にオルベスコを使ってゆくと、ほとんど発作は起きない。
邪魔な友達のぜんそくであるが、一病息災である。
付き合ってゆくほかはないと思っている。
グロキシニア