人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

お惣菜やお弁当の賞味期限が切れたものを、大量に廃棄処分する制度。

10年前まで、ドラッグストアで働いていた。

私が、はたらいていたドラッグストアは、途中で改装されて、コンビニ併設となった。

 

薬、介護用品、衛生材料、ベビー用品、化粧品など、ドラッグストアで売られるもの以外にも、インスタントラーメンやお弁当、お惣菜、スィーツなども取り扱い始めた。

 

「利益のためには、できるだけのことをする」という姿勢であろう。

会社だから、地域の人の生活に役立ち、利益を上げるのだから、一つの方向性であろう。

 

しかし、商品には賞味期限がある。

毎月、賞味期限をチェックして、期限が過ぎたものを廃棄処分にしたり、返品できるものは返品する。

薬品は、年単位であり、離乳食は、月単位である。

廃棄したり、返品するのに負担はない。

 

しかし、お弁当やお惣菜は、翌日の昼の12時に賞味期限が切れる。

スーパーは、夜9時過ぎに行くと、賞味期限近い物を値引きして売っている。

勤務時間が、夜9時までの時は、帰りにスーパーへ立ち寄り、そんなお惣菜などをよかったものである。

 

コンビニでは、値引き商品を見たことはない。

コンビニ併設ドラッグストアでも、腐敗が起きてはいけないから、当然お弁当やお惣菜の売れ残ったものは、廃棄処分である。

家庭であれば、普通に食べるだろう。

日によっては、45Lゴミ袋一杯、廃棄処分になっているときがある。

 

「この廃棄処分をした、袋は、ごみ置き場に出さないでください。ゴミ回収車の到着少し前に出してください。

野良犬と、住所不定者が、食べに来ますから。」

 

「住所不定者に、0円で渡すと、毎日来るようなり、困ります。」

と店長。

「なぜ値引きして、うらないのですか?」

大量に捨てられる食料品を見ながら私は言った。

「値引きをしたら、もっと売れるでしょうに。」と私。

「値引きをすると、近くに住む人が、値引き時間前に来て、すべての商品を半額以下で売らなければならなくなります。」

 

会社の方針だから、仕方のないことだろう。

会社で働いている以上規定に背くわけにはゆかない。

しかし、この規定、誰が決めたものだろう。

 

世界の食料品の問題といえば、飢えである。

それなのに、大量の食料品を廃棄してしまう制度を。今思い出しても納得がゆかない。

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金鶏草