人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

観音竹の後始末

結婚してすぐのころ、夫が、葉に黄色い斑の入った、きれいな観音竹を持って帰ってきた。

「結婚したら、観音竹を育てるのが夢だった。」っと言ったが、本当は

「たくさんの観音竹を育てて、それを売って、お小遣いがほしい。」が本音だったと思う。

そのころ、観音竹のバブルがあったそうである。

「自分が出張しても、私が水やりをすれば、観音竹は、枯れない。」と考えてのだろう。

 

しかし、その観音竹に生まれてくる子は、黄色の葉に緑の線が入ったものや、黄色の斑が、全く入ってないものばかりだった。

日に当たると、葉の先が枯れ始める。

売り物にはならない。

 

夫の興味は、観音竹から、小さい万年青に移った。

万年青のほうは、多少のお小遣いになっていたようである。

 

しかし、観音竹は、見向きもされず、ベランダに放置された。

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最初のきれいな斑入りの面影は、全くない。

水やりと発酵油かすを時折まくだけで、元気に生きている。

このまま、世話を続けると、どこまで、生き続けるのだろう。

 

私も間もなく80歳。

元気な間は、水やりが続けられるが・・・

むすこは、右肺の下部、2/3を切っている。

 

次の団地の外壁塗装の時期が来たら、この観音竹を家の外に出さないといけないが、私も、息子も、もう外に出す力は、ないだろう。

 

夫の思い出を、また、ひとつ消す時が来たようだ。

外壁塗装は、計画通りだと、2年後。