https://www.j-milk.jp/report/media/f13cn00000000v34-att/berohe000000k263.pdf
「牛乳を飲む高齢者は、飲まない人より、長生きする」と言われていますが、牛乳について、それ以外にも、いろいろな風評を聞きます。
どれが本当で、どれが、まちがいでしょうか?
牛乳には脂質3.8g、たんぱく質3.3g、糖質4.8g、灰分0.7g、食塩相当量0.1g
微量のビタミンが含まれています。
皆さん、ご存じのように、
たんぱく質の中にはカゼインが含まれ、リン酸カルシウムとミセルを作り、牛乳を飲むことにより、人に、たくさんのカルシウムを供給しています。
カゼインを除いた残り(乳清=ホエイ)には、ホエイたんぱく質が含まれ、この中には、抗菌免疫増強作用をもつラクトフェリンとか、抗炎症作用をもつαラクトアルブミンとか骨形成を助けるシスタチンなどのたんぱく質や血圧を下げる効果のあるペプチドなども含まれています。
脂質の質もよく、二重結合が、1個の脂肪酸が多いのです。
乳糖は、腸内の乳酸菌の餌になり、バターやチーズを作るのに、欠かすことができません。
しかし、まず、「牛乳を飲むと太る」と言って、飲まない方います。
牛乳のエネルギーは100gあたり、6.1kcal。200gでは12.2Kcal。
ご飯1膳、約150g当たりのエネルギーは(糖質が55.2gのですから)
55.2g×4kcalですから220.8kcalとなります。
牛乳1杯を飲んでも、太ることはありません。
もう一つは、牛乳を飲むと起きる下痢。
まず、①空腹時に飲まないようにしましょう。
②1回、130ml以下の牛乳を飲みましょう。
③ヨーグルトを食べると、下痢の可能性が減ります。
④毎日、飲みましょう。
これで、かなりの確率で、下痢は、避けられます。
さらに、牛乳は、子牛の餌であり、人間が食べるものではないという説。
人間の食べ物は、人間以外が生産したもの(異物)と人間が生産したものがあります。
人間が生産したものは、母乳だけです。
牛乳を飲んで、人間が牛になるわけではありません。
自然の恵みに感謝したいと思います。
牛乳は、人の命を長くします。
私は、これからも愛用してゆきたいと考えています。