食用油といっても色々ありますが、大きく分けて4種類あります。
①飽和脂肪酸からできているバターや牛脂
②オリーブオイルなどのω9(オメガナイン)脂肪酸
③大豆油やコーン油などにはω6(オメガシックス)脂肪酸
④魚油やえごま油やアマニ油に多いのはω3(オメガスリー)です。
世界で1番目によく使われている油はパーム油です。
飽和脂肪酸を多く含み常温で固体なので使いやすく、ヤシ油から安いのです。
食用(マーガリンやショートニング)以外に化粧品や界面活性剤にも使われていますね。
2番目に多いのが、大豆油です。
人の体にとってω3脂肪酸とω6脂肪酸は体内で作ることができない油なので、必須脂肪酸と言われています。
ω3脂肪酸は、血液の流れをサラサラにしたり、体内の炎症を抑える作用があります。
ω6脂肪酸は、血液の粘度をあげ、体内の炎症を抑える作用があります。
ω3とω6を食べる比は1:2がいいと、日本脂質学会から言われていますが、現在は1:5くらい平均日本は食べていると思います。
この油は熱に弱く、日に当たると、分解しやすいです。
サラダにかけたり、みそ汁に小さじ1杯くらい入れたりして、毎日食べたいものですね。
昨年、桜の枝を切られ、寂しくなった桜