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牛乳の利点と課題

メディアミルクセンターのニュースレターより

berohe000000j1kk.pdf (j-milk.jp)

今回は、東京農業大学の清水誠先生の講演の紹介です。

 

ミルクは、乳房内の乳腺上皮細胞内で作られます。

乳腺上皮細胞内の外側を動脈が流れており、この細胞を通過すると、乳になります。

 

成分は、水が88%、乳糖4.5%、脂質3.6%、タンパク質2.6%、ミネラル0.7%そのほか、わずかなビタミンが含まれています。

 

牛乳を遠心分離すると、上澄みににクリーム層が集まり、これは脂質です。

下は、脱脂乳で、これに酸を加えると、塊(カード)と透きとおった液体(ホエイ)に分かれます。

ホエイの中には乳糖と免疫蛋白質ラクトフェリンとか、免疫グロブリン→赤ちゃんの

感染症の予防になります。)が含まれています。

 

カードは、ほとんどが、カゼインで、人にタンパク質を供給するほか、多くは、カルシウムの運び屋です。

ですから、18~69歳の女性が、牛乳を200mlのむと、カルシウムの1日必要量の40%取れますし、タンパク質は、10%以上が取れます。

 

栄養学的には、優秀な牛乳ですが、一番の問題は、モンゴロイドは、大人になると、乳糖を分解する酵素が働かなくなり、ガスが発生したり下痢が起こることです。

 

長崎シーボルト大学の奥教授の研究によると、乳糖30g(牛乳700mlに含まれている)を食べても、下痢は起きませんでした。

乳糖不耐と乳糖消化不全は、同じではないとのことです。

 

乳糖は小腸では分解されませんでしたが、大腸では腸内細菌により、ガラクトースブドウ糖に分解されますが、そのままでは吸収されず、さらに、短鎖脂肪酸に分解されて

吸収されます。その時、発生するガスも下痢の発生に関係するとのことです。

 

牛乳を飲んで下痢をしないようにするのは、

①一度のたくさんを飲まないで分けて飲む。(1回に130ml以下)

②牛乳は温めて飲む。

⓷できるだけ毎日飲む。

⓸腸内細菌叢を改善する(生きたまま、腸に届く乳酸菌やビフィズスを食べる。→特保にあります。)

 

牛乳は、アメリカでは、日本の米と同じ用に考えられている食べ物です。

できるだけ、毎日飲みたいものですね。

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サザンカ