人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

私が使った傘のいろいろ

「傘」は先週のお題だったようです。

一足遅れですが、傘の思い出書いてみたいと思います。

 

太平洋戦争後、物のない時代であった。我が家で使っていた傘はいわゆる番傘である。

芯は竹、油紙を貼っているものだった。

 

そのころ、ある電力会社の株主優待で、黒の大きなこうもり傘が送られてきた。

母が大喜びしていたことを覚えている。

 

折りたたみ傘が、一般化したのは何時頃だろうか記憶にない。

大学に入学した時、伯母が入学祝にプレゼントしてくれたものが折りたたみ傘であった。

黄色い地に小さな黒と茶色の花模様であった。

骨組みのしっかりしていた傘で、持ち重りがした。

 

それから、何本傘を使ったであろう。

電車の中に置き忘れて物もあるし、折りたたみ傘が、折りたためなくなったのもある。

 

夫と子供と住んでいたころは、家の中に10本以上傘があったのではなかろうか。

夫が亡くなったとき、最初の断捨離をして、傘も日傘1本、折りたたみ傘1本、大きい傘1本を残して、残りは捨ててしまった。

 

残した折りたたみ傘は、骨組みが弱く、間もなく折りたためなくなった。

値段は1000円を切れる安価なものであった。

20数年前の折りたたみ傘は、重かったけど、折りたためなくなることなどなかった。

こんな傘を見ても、日本の工業製品を作る方向性を垣間見る事が出来ると思った。

 

今、亡くなった娘が、元気なころ、我が家に忘れていった折りたたみ傘を使っている。

娘は、ブランド好きで、おそらく高価なものであろう。

「デパートで、気に入ったものを買った」

といっていたから。

柄も水色に黒の花模様。

私にも好みの柄である。

持っても、軽い。そして、堅牢である。

安価なものをを求めなければ、日本の工業製品は、やはり優れて物を作れるものだとの思う。

f:id:spring211:20200617071411j:plain

野生のホタル袋