人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

コロナウイルスの蔓延による不要不急の外出自粛でも、家族関係はうまくいっていますか。

2年前、息子と同居した。

息子は、高校を卒業した時に、進学して離れ、卒業、就職して、ず~っと一人暮らしであった。

不運なことに、直腸がんにかかり、最初の手術後、私たち家族が住んでいる団地の賃貸住宅に住まいを変えた。

 

その途中、娘が、就職先近くに転居し、一時期実家の母が我が家に同居していた。

母はなくなり、夫と二人暮らしをしばらく続けて後、夫ががんで亡くなった。

思いかけず、娘が亡くなり、家族は息子と二人だけになってしまった。

 

息子とは近居を3年ほど続けたが、「3DKあれば、二人で暮らせるだろう」と二人で話し合い、息子と同居することにしたのだ。

 

家族の中でも、一番息子とは気があった。

だから、同居しても、全く問題はないと思っていた。

 

しかし、30年近く、別に生活していると、生活習慣は、全く違っていた。

息子は、きれい好き、ミニマリスト、細かいところまで、気が付く。

家事には、時間がかかる。

 

それに対して私は、おおざっぱな性格だし、家事などはいかに効率よくするかに力を入れる。

 

落ち着いて、話をすると、息子は論理的に話すが、私は、直感的に物事を考える。

話がかみ合わない。

 

何度、衝突寸前になったであろうか。

息子に「出てゆけ」と言えば、私は一生孤独になる。

息子は、「ここは、俺の最後の砦だ」と言っている。

お互いに2人3脚でやってゆかなければならないことは、

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理解している。

そのために、ひざ詰めで何度話し合ったことだろう。

 

何とか、我が家のルールが出来てきた。

例えば、小さな家である。

息子は静かな環境を好む。

私は、家の中に音がなくても生活できる。

テレビは消音である。

 

お互いが家事をするときは、お互いに自分の持ち場に座って口も出さない。

 

他の方が、見聞きすると、笑うようなルールである。

何とか、もめることなく静かな時間が過ぎてゆくようになった。

コロナ騒動で、私が外出することが減っても、今は問題なく時間が過ぎてゆく。

心の中で、お互いを信頼でき、お互いが狭い家の中でも、適当な距離を取る事が出来るようになったからだ。

 

コロナウイルスで、不要不急の外出自粛になれば、今まで、うまくいっていた家族の間でも思いもかけず衝突しやすくなるだろう。

人は、一人でいる時間も必要だから。

改めて思うのは、家族お互いの信頼と、ある程度の距離であろう。