人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

今の住居、不便だが自然が多く、コロナ鬱にならずにすんでいる。

結婚して、大阪に出てきて、最初に住んだ家は、いわゆる文化住宅の2階であった。

大阪市内で、買い物には便利であったけれど。

薄い壁、お隣さんが読経している声が聞こえる。

浴室がなかった。

子どが生まれることになり、生まれた子供を入浴させる場所がなかった。

 

住宅公団の賃貸の2DKに引っ越しをした。

家の中に、浴室があることが、とてもうれしかった。

夫が会社に通う時間が、片道1時間を超えた。

 

子供が二人となり、子供が夜泣きをすると、家が狭く、夫は、疲れていても眠る事が出来ない。

思い切って、分譲の住宅公団を購入した。

団地の中には、ミニスーパーが1軒あるだけで、ほしい食べ物を買うには駅前まで、自転車で行きは15分、帰りは、坂道を自転車で登れないので、30分以上かかった。一時期は、このミニスーパーが撤退して、買い物難民となったこともあった。

しかし、3月から梅雨明けまで、ウグイスの声が聞こえるところでもあった。

 

私も、子供の手が離れてから、仕事を再開した。

転勤の多い会社で、近くの店に行くのに、1時間弱のところから、1時間半くらいかかるところまであった。

遠距離通勤は、本当に疲れる。

 

隣接市にタワーマンションが建ったときは、入居したかった。

買い物にも便利だし、通勤にも便利だし、子供たちの通学にも便利である。

しかし、経済的な余裕があるわけではない。

「遠い,、高い、狭い」団地を暮らしを続けた。

 

子供たちが巣立ち、母と同居、次は、母が他界し、次は、夫と二人暮らしとなった。

郊外の団地は、2人暮らしには十分な広さであった。

 

しかし、穏やかな毎日とは行かなかった。

私は、老後の事を考えてまだ、働いていた。

夫の2度の癌、そして、思いもかけずに息子の癌。

 

幸い、息子は、今は生き延びてくれているが、夫は、癌で命を失った。

そして、全く人生の想定外に娘が心臓発作で亡くなってしまった。

 

耳が聞こえなくなって退職した私、しばらく、この団地で一人暮らしをしたが、現在、近居していた息子が、同居している。

 

買い物には、相変わらず不便である。

徒歩10分、バス5分、2軒のスーパーを回ると、2時間は、必要である。

コンビニも駅前まで行かないとない。

 

仕事をやめてしまって気が付いた。3か月の間、ウグイスが鳴く団地、「ウォーキングに必ず70mの坂道を降りて、上ればならないが、自然の多いところだ」と。

 

今回のコロナ騒動で、外出自粛、タワーマンションに住んでいる人は、外出先はなかったであろう。

通勤に泣かされた毎日であったけれど、目の前の木々の色の移り変わりを見ているだけで癒される。

コロナ鬱、ストレスを感じることが少ない。

今、目の前にあるもの、欠点ばかり眺めて過ごすと、大変だが、恵まれているところを見つけ出して生活すると、楽しい毎日が、過ごせるものだと。

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