人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

恵方巻を食べるのは、楽しい行事であったけれど・・・

明日は、節分。

子供のころは、節分と言えば、豆まきをする行事だと思っていた。

結婚して、香川県から大阪府に住み始めた最初の年(今から50年くらい前)、スーパーに10本余りの巻きずしが売られているのを見かけた。

近所の人が教えてくれた。

「今年の恵方に向いて、願い事を考えながら、巻きずしを1本丸かぶりすると、その願いが、かなう」と言われていて、

「大阪の船場の習慣だそうですよ」

とのことだった。

その年は、家で巻きずしは作らなかった。

 

 

子供が、幼稚園へ行くようになってから(1970代後半)、ご近所の方たちから、「節分に巻きずしを食べる」と聞くようになって、我が家でも、毎年節分に巻きずしを作るようになった。

節分は、巻きずしを食べる日というような理解であったと思う。

実家に帰ったとき母にその話をすると、香川県では節分に巻きずしを食べる習慣は、そのころ、やはり、なかったという。

 

ウィキペディアによると、セ〇ン・イレ〇ンの広島店で、売り出され、全国的に広がったのは1998年だそうだ。

 

私も、そのころは、ドラッグストアで働いており、自宅で巻きずしは作る時間もなく、市販の海鮮巻きを買ってかえって、切り分けて食べていた。

楽しい行事であった。

 

現在の私、糖質制限をしている。

恵方巻を作ることもなくなったし、食べることもなくなった。

 

 

母は、15年余り前に亡くなった。

母が亡くなる前には、香川県介護施設にお世話になっていた母を何度もたずねた。

香川県の小さな町の駅前に、「巻きずし、丸かぶり、予約受付ます」の大きな看板が出ていたことを思い出す。

 

最近は、スーパーも、コンビニも、寿司屋さんも恵方巻と称して、山ほどの巻きずしを節分に売っている。

大型スーパーで見かけて、

「あれほどの量の巻きずし、一つの店で売っているだけで、町中の人が食べるだけあるのとちがうか」

と思えるほどである。

そうすると、「売れ残りを廃棄処分にする」とのニュースである。

なんともったいないことを。

 

おそらく作る量を設定する人は、本社の地位の高い人であろう。

実際に売れる量より、「これだけ売れればこれだけ利益が上がる」と考えて、作る量を設定するのだろう。

消費期限が、長いものを大売り出しするのはいい。

売れ残っても、捨てる必要はないから。

食品の売り出しは、もっと実態に合った量の売り出しを考えてほしい。

 

全世界で、食糧飢饉にあっている人がたくさんいるというのに、目前の利益だけ考えて、大量に食料品を廃棄処分をするのは、間違えている。

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花屋さんで見かけた菜の花