人生は80から

人生100才時代。健康に豊かに楽しく過ごすには

日本刀の始末記

義母が亡くなり、夫の実家を解体することになった時、夫の兄弟が寄り合い、家財道具の整理をした。

日常雑器は、ほとんど捨て、それぞれの、思い出の品を持ち帰った。

細かいものは、別として、布団が、その中にあり

「どうやって狭い家の中に、布団をいれるの?」

と、私は、かんかんになって怒ったことを覚えている。

夫は黙々と、持ち帰った品々を天袋などに、入れていた。

 

夫が亡くなり、第1回目の断捨離をしたとき、我が家で使うこともなく、飾ることもない品は、私が、親からもらったものも含めて、処分した。

これらの品を愛して大切にしていた両親や義母に申し訳ないと胸が痛かった。

 

ほとんどの品をただ同然で売り払ったが、その時、処分しきれないものがあり、先日2回目の断捨離をした。

その中に、日本刀があった。

夫が実家から、引き取ってきたものである。

業者さんは「警察に届け出をしていますか。登録がないと、買取はできません。登録がすめば改めて、買い取りに応じます」と言って帰って行った。

 

ネットで検索をかけてみると、「登録をしなくても、警察に持ってゆけば処分してくれる」と書いてある。

業者さんに頼んでも、引き取り値段で、業者さんの店に行く交通費も出るかどうかわからないだろう。

この管区本署保安課にアポイントメントを取って昨日出かけた。

 

刀って持つとズシリと重い。

それに、この刀、警察で測って知ったのだが、刃渡り27㎝。短刀である。

昔の武士は、この上に長刀を持って歩いていたのだ。さぞ、重かったことであろう。

手入れをしていないから、錆が来ている。

持ち手を外すと、銘がある。魚〇としか、私には読めない。

 

私の役目は、また一つ終わった。

それにしても、夫は「何を思って、使わない日本刀を我が家に持って帰ってきたのだろう?」

夫が子供のころ、おもちゃにするようなものではない。

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